ー深作さん( 以下深作 )
私の仕事は、分かりやすくいえば旅館の仲居さんみたいな感じです。料理・飲み物の提供やお客様のご案内がメインで、お客様と接する時間は、私達ルーム係が一番長いと思います。仕事内容としては主に食事で分類され、①バイキング②会場食③部屋食の3種類があります。上司が事前に配置を決めて、それぞれのポジションで仕事をします。なかなか他の仕事には無いと思いますが、ポジションによって和服、洋装とユニフォームが違うんですよ。
私達の部署は、お客様の反応が一番見える仕事だと思っています。だからこそ、私は気をつけている事があります。それは、お客様は何をしにきているかをイメージすることです。観光に来ているのか?記念日なのか?はたまた忘年会?それとも同窓会?…と、たとえ事前情報が無くても、会話の節々で記念日と分かれば、記念写真を撮ってあげたりだってできますよね。全てがそう上手くはならなくても、できるだけお客様の目的をイメージしたいと常々考えています。 |
ー川合さん( 以下川合 )
私の仕事は一言で言えば接客で、メインはホテル内のレストランでのお客様対応です。ホールをまわすことはもちろん、レストランの予約受付や事務仕事、お金の管理など、幅広い業務を行っています。
接客面では、間違いが無ければお客様を怒らせることも無く、問題はありません。しかし満足をしているかはわからない。とても奥が深いですよね。ただ、お客様の声が直に聞ける事は、とても励みになります。感謝やお褒めの言葉をいただいた時はうまくいった!と実感します。
その他にも、調理長のレストランなので、板前の世界観・職人気質や、年の離れた先輩と仕事をするのには慣れるのが大変でした。まだまだ勉強中です。 |
―根本さん( 以下根本 )
普段は事務所内で働いており、主な仕事は予約の窓口です。つまり、お客様との接点を最初に持つ、ホテルの顔を担当しています。予約は、電話に限らず、インターネットや旅行会社とのやりとりなど、入り口は様々。それを私が取りまとめています。
まだ業務に慣れない頃、予約のデータが1件抜けてしまう失敗をしてしまった事がありました。あいにく当日は満室で、1組のお客様をお泊めすることができませんでした。お客様のせっかくの旅行を台無しにしてしまい、その時はただただ謝ることしか出来ませんでした。
だからこそ、今は予約管理には非常に気を配っています。 |