先輩社員インタビュー
大手食肉総合企業のグループ会社として茨城県土浦市に本社加工場を設け、外食チェーン店や卸売業者等、幅広いお客様へ食肉加工製品を製造・販売しているファーストチョイス株式会社!製品の品質を支える加工現場、会社を支える事務の現場でそれぞれ活躍している先輩社員2名に、仕事の内容や会社の魅力についてお伺いしてきました!
インタビューにお応えして下さった方々
- 古田部慎さん
- 入社3年(中途入社)
- 所属・役職:加工部加工課
職種:加工製造
- 上曽有沙さん
- 入社4年(中途入社)
- 所属・役職:管理部管理課
職種:事務職
※入社年数・所属役職は2019年6月時点
1.入社のきっかけについて
◆ 古田部さん(以下古田部):2016年の2月に中途採用で入社しました。前職では焼肉店の店長を勤めていました。飲食店はサービス業なので土日祝日も休みがなく、もっと家族との時間をしっかりとれる仕事に就きたいと思ったのが、転職のきっかけです。
前職の時仕事で取引があったのが、会社をしったきっかけです。配送の方と仲良くしていたのですが、人手が足りないという話も聞いていました。前職が焼肉店だったので、食肉加工という仕事内容にも興味を持ちましたし、土日が休みという点も自分の希望と合っていたため入社を決意しました。
◆ 上曽さん(以下上曽):派遣スタッフとして入社したのがきっかけです。派遣社員として3年ほど働き、その後パート社員として直接雇用され、5年ほど勤めた後希望を出し、正社員となりました。なので派遣スタッフの時から数えると就業期間は10年ほどになります。前職でも事務を経験していましたが、その時は来客対応がメインの業務でした。

2.仕事内容・1日の流れについて

◆ 古田部:加工部の冷凍ラインを担当しており、そこでの作業を中心に行っています。私の仕事は工程管理がメインで、肉のカットやラインへの流し、冷凍処理・袋詰め・計量・箱詰め・出荷といった各工程を管理するのが主な業務となっています。一つ一つの規格が細かく決まっているので、その規格がきちんと守られているか、その上でどうやったら生産性を上げることが出来るのかを考えながら日々仕事に取り組んでいます。
ライン作業のどこかを常に確認し、製造商品の切替や設置物の取替えなどを確認しているので、特別決まったルーチンワークはありません。朝8時頃出勤し(現在は繁忙期のため7時半出勤)、その後ラインの全体管理を行います。5時頃には生産が終了するので、その後事務処理と明日の生産予定を確認して退社しています。
◆ 上曽:業務管理課に所属しており、パート社員や正社員の勤怠管理が主な業務です。勤怠の管理や給与の支払管理、取引先から届いた請求書の支払処理など、経理関係の処理を担当しています。その他前月の売上実績などの資料作成なども行っています。
それぞれ業務毎の締切があるので、毎日の流れはあまり一環していません。給与の処理で1日かかる時もあれば、勤怠管理や支払関係の処理をしている時もあるので、仕事の状況をみながら毎日スケジュールを組み立てて仕事に取り組んでいます。
3.仕事のやりがい・大変なところ
◆ 古田部:社員は基本的に、1人1つの担当ラインを持っています。そこでの作業の進め方や人員配置などは担当が一任して行っているのですが、どんな順番で商品を生産するのか、どの商品に人員をかけるかによって作業の流れが全く変わってくるので、考え方一つで仕事の進み具合が大きく変化するのは面白いです。自分のラインを任されているのも、自分が管理している実感を強く持つことが出来るのでやりがいを感じます。
大手スーパーなどにも商品を卸しているので、自社の製品を家族で食べることもあるのですが、子供に「パパのつくったお肉美味しいね」と言ってもらえることはとても嬉しいです。
◆ 上曽:業務担当は4人いるのですが、それぞれに担当している作業が異なるので、周囲の状況に捉われず自分の作業に集中して仕事が出来るのはいいですね。仕事をする上でエクセル等を活用するので、自然と働きながらスキルを身につけられるところも面白さを感じます。
また、社員の方から相談を受ける時もあります。色々な相談をしてくれるのは頼られていると感じるので、それもやりがいに感じます。

4.大変だと感じること

◆ 古田部:決められた規格を守りながら、如何に生産性を上げるかを考えることです。規格外のものを出してしまうと会社の信頼性にも関わってくるので、そういったエラーを防ぎつつ、会社の業績を上げる為、生産性を向上させる手法を考えることが大変です。
また自分のラインではパート社員の方も多く働いているので、それぞれの考えをまとめるのが大変です。立場上、「こうしてほしい」と言わなければいけないのですが、それぞれの気持ちや考えを思うと難しいですし、大変さは常に感じています。
◆ 上曽:自分のペースで仕事が進められる反面、周囲を頼れない時があるのが大変なところです。給与計算などは仕事の内容上誰にでもできる作業ではないので、自分が休んだ時どうしよう、と思う時はあります。また仕事上、突発的な問い合わせや細かい日常業務にも対応しなければならないので、それが大変な時もあります。
5.仕事をする上で大切にしていること
◆ 古田部:自分一人だけではラインは回らないので、パート社員の方など、一緒に働いてくれるメンバーには常に感謝を感じています。後は食品会社なので、異物混入や不良品を出すことがないよう品質管理は徹底しています。お客様の信頼を失うことにもつながりますし、自分も子供がいるので、もし異物混入をした商品を子供が食べてしまうと考えるととても怖い気持ちになるので、食べる人の気持ちを考えた商品管理の徹底を大切にしています。
◆ 上曽:給与は絶対に間違えてはいけないので、自分でミスを出さないよう心がけています。また、職場内には色々な業態の方がいるので、それぞれに応じた対応をするようにして、業務がスムーズに進むよう取り組んでいます。

6.職場の雰囲気・社風について

◆ 古田部:「新しいメンバーは一人にしない」という工場長の方針があるので、新入社員の方をサポートする体制も整っていると思います。新しい方がわからない様子を見せていたら周囲も積極的に声をかけるし、サポートをするようにしているので、良い雰囲気で働けていると思います。
◆ 上曽:工場内は人員も多く、急な休みをとっても周囲がカバーしてくれるので、働きやすい環境だと思います。工場長はプライベートなことも親身になって話を聞いてくれるので、相談もしやすい環境です。福利厚生の一環として、病気や怪我での休業に適応できる保険の加入も始まったので、いざという時の保障も充実していると思います。
7.今後の目標と課題
◆ 古田部:生産性の向上については、常日頃の課題として考えています。人員の配置も生産性に関わってくるので、それぞれのメンバーの得意・不得意を見極めて人員配置が出来るようにしていきたいと思っています。スキルアップを図るためにはどうしたらいいのかを考え、全体のスキル向上を目指していくのが自分の課題でもあります。
今後の目標は、「会社に貢献できる社員」になることです。仕事のやり方や役職に関してなども今より飛躍していきたいですし、会社のことをより知って、貢献度を高めていきたいです。
◆ 上曽:今は仕事で分からないこと、不安なことはマネージャーに確認をいただいていますが、相談できる上司がいなくなった時を想定して、一人で円滑に仕事が進められるよう、もっと知識やスキルを深めていきたいです。保険関係や年末調整など、まだまだ自分一人では十分対応できない業務も沢山あるため、もっと仕事を覚えていくことが今後の課題です。
目標として、資格を取りたいと思っています。今も独学で勉強をしていますが、とても難しくて…少しずつでも知識を取得し、一歩一歩着実に成長していきたいです。
8.就活生へのメッセージ
◆ 古田部:私自身もそうでしたが、自分が何をやりたいのかを明確にして就職活動をしている人は、あまり多くないと思います。自分のやりたいことを探して、それを仕事に出来るのが一番幸せな働き方ですが、それが100%実現できる人は多くはないので、少しでも興味のある職種や気になる業界は、積極的に知る機会を作るのがいいのではないかと思います。自分のしている仕事が世の中に貢献しているかどうかも、会社で働けて良かったと思える一因になるので、そういった視点で仕事を見てみるのもいいかもしれません。
◆ 上曽:当社は入社後のサポート環境も整っている会社なので、入社後もすぐになじめると思います。職種上PCを多用するので、エクセル等のスキルを活用して働きたい方や、働きながら実践で学びたい方にも向いていると思います。