優秀な大卒者により伸び続けていけるような環境を提供します。海外勤務も厭わない、何事にも興味を持っている人を採用したい。
株式会社リーデン、若手社員、代表取締役
(左)営業部長 兼 経営企画室長 塚本浩平さん (中央)代表取締役社長 塚本隆浩さん (右)業務部長 柴英将さん
leading 株式会社リーデン
(中央) 代表取締役社長 塚本 隆浩さん
( 右 ) 業務部長 柴 英将さん
( 左 ) 営業部長 兼 経営企画室長 塚本 浩平さん

大手産業機械メーカーや建設機械メーカーを顧客とし、自動車部品
から建設機械・産業機械部品、電気・電子品の製造及び販売を行う
株式会社リーデン。
2003年には中国に製造拠点を設けており、積極的に海外進出を
図っています。今回は、代表取締役社長の塚本社長と、総務部の柴
部長、採用担当者の塚本さんに、新卒採用への
思いや社員教育の方針を伺ってきました。
社長インタビュー
御社での採用方針をお聞かせください。

―優秀な大卒者を採用したい

中小企業では大卒者をなかなか採用できない現状があります。当社の新卒採用は、高卒者、特に工業高校卒業者の採用を中心に行ってきました。大卒者、特に技術系の理系大卒者の採用は難しい状況でした。

当社では、中国への工場進出などもあり、ここ3年くらいは中国からの優秀な理系の留学生の採用を行ってきました。しかし、留学生の採用には課題が3つあります。一つ目は、ずっと日本で働いてくれるとはいえないこと。二つ目は、人間性や考え方に文化的な相違があること。 三つ目は、東日本大震災の影響です。特に、震災の影響で、親御さんから「放射能の影響は大丈夫なのか」と心配されて、帰国してしまった方がたくさんいました。優秀な留学生を採用しても、そういった課題があって、難しかったですね。そこで、やはり日本人の優秀な大卒者を採用したいと考えています。

当社は自社製品を製造しているので、主に技術系の理系学生が必要です。工業高校卒の方でも製造はできますが、将来的には工場管理、経営管理もできる人材が必要です。ですから、優秀な大卒の若者を、特に理系の大卒者を採用したいと考えています。

―海外勤務もいとわない人物を

当社は、産業機械メーカーや建設機械メーカーが取引相手です。なかでも建設機械メーカーは海外生産が基本となっており、中国・東南アジア・ヨーロッパなどで現地生産・現地調達をしています。当社も海外展開を進めてきていますが、海外展開には、

社長写真
人材確保が重要な課題です。現地スタッフの採用はもちろん、日本人スタッフの派遣も必要となりますが、国内にいる280名の従業員の中には、地元から出たくない人が多く、語学の問題や海外勤務への向き・不向きもあり、人選は難しいです。現状のままでは、第一陣・第二陣はうまくいっても、数年経つとさらに難しくなっていきます。

実際に今インドネシアへ派遣している2人は、英語ができる条件で採用した、中途採用と採用2年以内の者です。社歴の浅い社員をあえて行かさざるを得ない状況なんです。今は何とかなっていますが、将来を見据えると、新卒もしくは若い年代の海外勤務もいとわない人材を採用して育てていく必要があると考えています。

Q
御社の求める人物像をお聞かせください。
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―順応性のある人物

絶対ではありませんが、海外勤務が可能な方ですね。国内工場もあるので、海外勤務だけを求めているわけではありませんが、会社の将来を考えると、海外勤務をいとわない方に入社いただきたいと考えています。
 海外勤務に向くのは、何事にも興味を持っている人です。そういう人はどこへ行っても順応性があります。固定観念が強く、殻に閉じこもってしまったり、人と話したり会うことが得意でない、部屋にこもって外出しない人は向かないと思います。海外勤務中は、仕事以外でも自分から外に出ていろいろ見て回ることができないと、現地では適応できません。

震災後に帰国してしまった中国人留学生のほとんどは、学生時代は研究室にこもっていたような人物でした。そういった人は、技術面や知識面では優秀ですが、コミュニケーションなどの面では課題が多いんです。中小企業では、一つの仕事だけでなく、幅広く何でもできないといけないし、いろいろなことをやらないといけない。ですから、フレキシブルに順応できる人が向いていると思います。

―海外勤務は26,7歳くらいから

海外勤務は、新卒入社3年目くらいで、当社の仕事の基礎をいろいろ覚えてからですね。次に海外勤務させようとしているのは、26,7歳くらいの社員です。現地工場のトップではなく、技術スタッフ、生産管理といった役割で、3年間を目安として勤務する予定です。

―優秀な営業がポイントとなる

会社としては優秀な営業も採用したいのですが、「営業」だと応募がほとんどないですね。品質保証、生産管理、技術といった部門で採用をしています。

当社の営業活動では、飛び込みはほとんどありません。新規開拓も行っていますが、取引相手の機械メーカーのモデルチェンジに合わせて、自社製品を売り込んでいくのが当社の営業の役割です。モデルチェンジは3~5年くらいのスパンなので、要望に合わせて設計者と打ち合わせたりしながら製品を作っています。

営業はあまり人気のない職種ですが、営業は優秀でないとうまくいかないし、海外展開でも営業がポイントとなるんです。海外で拠点を立ち上げるには、非常にパワーがいるし、現地での折衝や採用などをできる人材を育てていきたいと考えています。

Q
御社での社員教育の取り組みについてお聞かせください。
下部点々

―考え方や視野を広げるための社員教育

会社は優秀な人材がいなければ、立ちいかなくなってしまいます。将来管理職になる人は優秀でないといけないし、そういった人材を会社としても育てていかなければ、当社の将来もないと考えています。

当社は急激に社員数が増えていることもあり、年代のバランスが非常に悪いです。経営幹部は50歳あたりがほとんどで、40代の年代に幹部該当者があまりいない。そこで、良いかどうかはまだ分からないですが、30~40歳の優秀な人材をピックアップして、スペシャル教育をしています。一つのプロジェクトでやっていると、考え方や視野が狭くなりがちで、優秀な人材に育たないんです。そこで、別のプロジェクトやテーマを与えて、考え方や視野を広げる取り組みをしています。

また、人は置かれる立場や環境によって育てられます。優秀な人を普通の環境に入れても、普通にしか育たなくなってしまいます。優秀な大卒者が入社したら、より伸び続けていけるよう、自分たちで考えていくようなやりがいのある仕事やプロジェクトを、どんどん任せていきたいと考えています。

Q
御社の社風をお聞かせください。
下部点々

―部署をまたいだ交流も盛ん

「兄弟」や「仲間」という雰囲気ですね。忘年会、社員旅行、大手機械メーカー主催のソフトボール大会・・・等の会社の行事もあります。それ以外でも、若い人たちは、部署をまたいでの飲み会やボーリングといったような交流も盛んなようです。

最近は、取引先の休日との兼ね合いで、全社で休みを一斉に取ることが難しくなっています。関東と関西の拠点で合わせるのも難しいですが、何とか調整して2班くらいに分けて日にちもずらして、1泊2日で沖縄へ社員旅行へ行ったりもしています。工場の拠点が離れているので、現場のみんなで集まるのは難しいですね。そのため、QC(品質管理)活動の発表会などのイベントを開催して他部署との交流の機会を設け、各部署の役割や仕事を知る機会をつくっています。社員数が30~40人名くらいのときは、もっと気軽に「今週末に筑波山に集合して飲もう!」なんていうこともできていたんですけどね。

リーデン会社
Q
茨城の就活生の印象をお聞かせください。
下部点々
―地元から出たがらない人が多い

地元採用、特に茨城での採用の一番の課題は、「茨城から出たくない」という人が多いことですね。地元の中小企業へ就職を希望する方は、「転勤がないこと」が選択の一番の理由であることが非常に多いのですが、そういう方々に海外勤務や転勤を説得するのは、非常に大変です。「転勤が当たり前」という感覚がないんですね。

特に最近の若者は、実家や地元から出たがらない人が多いですね。当社の若手社員の多くは、「できれば海外勤務はしたくない」と言います。会社からの辞令や指示には従うのが基本だと考える私たち世代からすると、海外勤務は視野や考え方を広げる絶好のチャンスだと思うんですけどね。

Q
業務部長・採用担当者から就活生のみなさんへ
下部点々
業務部長より

素直さは重要ですが、周囲に流されるのではなく、何のためにやるのか等の疑問も持って仕事に取り組める人に入社いただきたいです。何事にも興味を持つことは非常に大切です。本や新聞・テレビでも、ただ漠然と見るのではなく、そこからさらに調べて新たな情報を得たりと、何事にも興味を持って行動する人とそうでない人では大きく違います。最近の若い人は、興味があることには長けていますが、もっと広い視野をもってほしいと思います。

また、若い人には出世意欲がない人が多い印象があります。茨城の風土として、ガツガツしなくても食うのに困らない環境であることが影響しているのかもしれませんが、優秀な人に昇進・昇格の話をした際に、「今のままでいいです。決まったことをやり、決まった時間に帰る、それがいいです。」と返答されたことがあります。会社の存続のためには、上を目指していきたいし、そのためには、個人個人も上を目指していく必要があります。

今の若い子たちの素晴らしいところは、意外とものおじしないところだと思います。年始に全社員集合して社長訓示や社内表彰等を行っており、その際に新入社員も登壇してあいさつをさせているのですが、ここ5年ぐらいの人たちは堂々としていますね。言葉遣いもきちんとしていますし。

採用担当者より

今、就職活動をしている中で会社を選ぶことは大変難しくストレスに感じる方もいるかと思います。そんな方は、「将来やりたいこと」「なりたい自分」を再度想像してみてください。そして自分にあった会社を探してみてください。なぜなら自分にあった会社でなければ楽しめないからです。私の持論ではありますが、仕事は楽しみながらできないといけないと思います。もちろん楽しいことばかりが仕事ではありませんが、こういった会社であれば自分にあっていて楽しめると確信をもって就職活動をすることが大切だと思います。
 当社のアピールポイントとしましては、大手企業であれば会社の重役や、それなりのポジションに就くことは難しいことだと思います。しかし当社の様な中小企業であれば、そういったチャンスも大手企業に比べてあると思います。
 もちろん努力は人一倍必要になってきますが、一生懸命頑張っていればチャンスはより多くあると思います。大きな夢や目標を持って仕事をしたいという方には、いい環境で仕事ができると思います。何ごとにも興味を持つことができ、仕事に取組むことができる方に入社していただきたいと思います。そういった人と一緒に仕事をしていきたいです。

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