角光化成株式会社 境工場

【製造技術】調味料製造のお仕事◎充実の研修制度有

角光化成株式会社
先輩社員・採用担当者インタビュー
角光化成株式会社イメージ


角光化成株式外会社ロゴマーク
業務用を主に、カレールウ・香味油・中華調味料・発酵調味料等の製造を行っている、角光化成株式会社 境工場。
今回は取締役工場長と、製造部製造課でご活躍されている先輩社員2名にお話を伺いました。社員の意見を積極的に採用する社風の中、やりがいを感じて仕事をされているご様子が伝わりました。


インタビューにお答えくださった方々
取締役工場長 内山喜一郎さん
製造部製造課 入社5年目 梶野淳さん
製造部製造課 入社4年目 西田崇峰さん

※入社年数は取材当時(2017年3月時点)

梶野様、西田様インタビュー

 Q1.具体的な業務内容を教えてください。

私は主にカレールウの製造を担当しています。仕込み、充填、箱詰めの作業を1日に7回繰り返し、一日に7ロット(=約7トン分)の製造を行っています。
カレールウの製造には、火の通り加減やその日の原料の状態など、作業する人間の目で確認をして細かい調整をしなければいけない部分が多くあります。製品の仕上がりを左右する調整なので責任がありますが、その分やりがいがあり楽しいです。
(早番で7時出社の場合、16時で定時となります。それ以降作業を行う場合は時間外手当がつきます。)
梶田さん
一日の流れ
西田さん

西田さん(以下西田)
主に液体の製造を担当しており、その他にも「乳化油脂」や「香味油」の製造にも携わります。早番の場合、例えば6時30分に出勤し定時の17時まで勤務した場合、1時間30分の時間外手当がつきますが、定時前に作業が終了し帰ることができる状況であれば、15時30分で帰宅することもあります。

 Q2.入社を決めた理由を教えてください。


梶野
見学の際に感じた社内の雰囲気の良さ
大学時代には生物学を勉強していたので、大学時代に学んだことに関連する仕事として食品会社も視野に 入れて就職活動をしていました。当社の社員に知り合いがいたので、その方に紹介していただき会社見学に 参加しました。 実際に会社を見学してみると、資格取得や業務改善などそれぞれの社員が自ら進んで様々なことに挑戦できる 環境であること、一般社員の方と上司の方との距離が近く、社員が意見を発言しやすい社風であることを感 じました。また社員の皆さんの個性が強く明るい方ばかりだったので、社内の雰囲気も良く間違いなく面白 い会社だとも感じました。それらのことが決め手となり、入社を決意しました。

 西田
ものづくりの楽しさの実感
通学路に当社があったので、大学時代から当社のことは知っていました。食品業界に就職をしたいと思っていたので、当社にエントリーしました。名前に「化成」と入っていながら食品を製造していることが不思議で興味がわいたことを覚えています。沢山の機械が稼動している、よくテレビで見るような工場の風景をイメージして見学に来たところ、当社は人の手で行う工程が多く驚きました。自分が製品を製造しているという実感がわきものづくりの楽しさを実感できそうだと感じたので入社を決めました。

書類選考後には会社見学が可能です。工場は外部からはイメージしづらい部分が多いので、実際に内部を見学しながら、会社に対する理解を深めていただきます。会社見学後、選考に進むことを希望された方のみ、次の選考のご案内をしております。


 Q3.入社前と入社後のギャップありましたか


梶野
コミュニケーションが絶えない環境
入社前のイメージで、は食品製造工場なので会話はなく各人が黙々と作業をこなすのだろうと考えていました。しかし実際には手で行う作業が多いため、確認作業等で声掛けをかなり頻繁 に行っているということに驚きました。 皆さん明るく楽しい方ばかりなので、製造中でも気付いた点や改善できそうな点など色々なことを話し合いますし、コミュニケーションは常に絶えない環境です。


西田
機械の知識が増えたこと
機械に関する知識が増えたことです。充填機など様々な機械に触れる機会が増えたので、機械のどこがどういう仕組みで作動するかという知識が自然に身についていきます。そこから発展して、その他の機械や工具の仕組みや、機械のメンテナンスで修理が必要なところについて、イメージができるようになりました。


 Q4.仕事をする上で心がけていることを教えてください


梶野
体調管理と業務の効率化
また、当社は直接オーナー様やお客様とのやり取りができるため、より自身がやりたいことを行えることも決めてのひとつでした。 実際に業務を行い、前職ではお客様だけのメリットを考えていましたが、お客様とオーナー様の間に立つ仕事なので、双方のメリットを考え、WINWINの関係を取り持たないといけないと考えるようになりました。双方の利益を考える部分がこの仕事の大変さですが、それ以上に、2倍喜んでいただけることに大きな遣り甲斐と達成感を感じています。

西田
コミュニケーションと体調管理
一番気をつけているのは社員間のコミュニケーションです。私達の仕事は機械を扱いながら食品を製造する仕事なので、例えば体調が悪い中無理して作業するとトラブルの元にもなりかねません。日ごろから同僚への挨拶や会話を通して相手の様子観察し、体調の悪い人はいないか、正常に作業できる状態であるか必ず確認するようにしています。また常に周りを見ているので、機械の不具合の際にもいち早く気がつくようになりました。 また体調管理にも気を配っています。睡眠時間を確保することが一番重要だと感じていますので、早番 の前日には仕事が遅くならないよう計画的に進めること、そして早く寝ることを心がけています。



 Q5.仕事をする上で大変なこと、やりがいを教えてください

カレー室入り口
梶野
製造スキルの向上が実感できることがやりがい
大変なことは扱うものが重いことです。原料によっては20~30キロ、一番重いものでは50キロもあります。 安心して作業が出来るようになるまでの体力づくりが大変でした。 やりがいとしては、自分の製造スキルが目に見えて向上することです。例えば乳化油脂を製造する際、入社 当時と同じ製造時間で、現在では130%くらいの製造ができるようになりました。作業の効率を高めるため に色々な方法を考えて、上司に相談して実行させていただいたので、その結果が目に見えて現れることは大 きなやりがいです。また作業をしながら「こうした方がいいのではないか」ということは、上司に相談したら基本的には進めさせ てもらえます。もちろん途中段階で失敗しそうな時には止めてもらうこともありますが、現場の人間の意見を積極的に取り入れていただけるので大変働きやすいと感じています。
西田
自分達のアイディアが結果に繋がる面白さ
大変なことは直火でカレーを焙煎しているので焙煎室の室温が非常に高くなることです。夏になると焙煎室にいるだけで汗が止まりません。熱中症になりかけたこともあったのですが、そのことを通じて体調管理の大切さや水分補給・塩分補給の重要性を、身をもって学ぶことができました。大変ですが勉強になることは多いです。 やりがいとしては、やはり目に見える形で作業の効率化が実感できる点です。作業の空き時間を利用して社員同士で改善の方法を相談し合い、その内容を実行して改善をしていくのですが、これほど社員のアイディアを採用し、試すことができる環境はなかなかないのではないかと思います。結果として入社当時と比べて同じ製造時間で1.5倍くらいの製造ができるようになりました。自分達でアイディアを考えて実行していく過程、またその努力が成果に繋がるところが、この仕事の醍醐味だと思います。

 Q6.記憶に残るエピソードを教えてください

西田
営業開発に製造工程を教えた経験
乳化油脂の販売を担当している営業開発の方が、実際の製造工程を覚えるという取り組みがあったのですが、その製造工程を教えることに携わらせていただきました。普段行っている作業でも言葉に出して他者に伝えることは、自分の作業工程を改めて確認する作業になり、私自身にとっても勉強させていただくことの多い経験となりました。 また最後に確認のテストを実施した際、皆さん内容をよく覚えてくださって高成績を修めてくださったことも嬉しかったです。 当社は製品を作っている製造部門と、販売を行う営業部門との間の繋がりを大切にしており、営業開発の方は工場に用事があった際には必ず現場にも挨拶に来てくださります。お互いの考えを伝え合う機会にもなりますし、当社の大きな強みの一つだと思います。

 Q7.今後の目標を教えてください

梶野
全ての製品の工程を熟知したい
今はカレールウの製造を主にしておりますが、製造課として自社で製造している製品の工程を全て熟知したいと考えています。担当業務の空き時間を利用して他の製造ラインを手伝い、他の工程についても少しずつ勉強しています。また機械のメンテナンススキルもさらに向上させて「梶野がいれば大丈夫」と周りに認めてもらえるような存在になりたいです。

西田
製造現場の意見を他部門でも活かせる存在に
私は入社時から様々な製品の製造工程に携わらせていただきましたので、広く浅くではありますが色々な工程についての知識があります。その結果、何種類も作業ラインがある工場内でも、製造を行いながら、他の工程の片付けも同時並行で行うスキルが身につきました。今後はこの知識を活かして、品質管理業務など他部門へ製造現場の事情や立場を伝えられる存在になりたいと思います。

 Q8.社内の雰囲気を教えてください


西田
社員同士の距離が近くのびのびと仕事が出来る社風
境工場では30名前後の人が勤務しておりますがそれぞれが個性を出しながらのびのびと仕事が出来る雰囲気だと思います。どの方に話しかけても皆さん笑顔で返してくれますし、人が良く話しやすい方ばかりです。何かあればすぐに相談にいける環境だと思います。


 Q9.仕研修や教育をどのようなものを受けてきたか


梶野
私は、入社する前に上司から研修を受ける機会があり、そこで会社の5S活動やISO、境工場独自の取り組みである安全向上委員会について説明を受けました。入社後は研修期間が3ヶ月間ほど設けられており、外部の研修で社会人としてのマナーなどを学びました。その後は実際に製造工程に携わらせていただきながら、様々な作業を勉強させていただきました。専属で先輩が指導してくれるわけではないのですが、各製造ラインにその工程を熟知している方がいるので、その方々に教えてもらいながら各製造ラインを回りました。 また自分で取得したい資格を申請して取得の勉強を行う事や、会社が必要だと判断した資格の取得に向けて勉強をする事もあります。

西田
入社後の研修以外のものとしては、上司に声を掛けていただいて、社外のセミナーに参加させていただくことや、社外の監査に参加させていただくこともあります。また資格の取得に向けて参加したいと思ったセミナーに参加させていただくこともあります。

 Q10.入社前に必要な経験や資格はありますか


梶野
機械の修理や溶接も自社で行いますので、電気系や工学系の知識があると入社後に重宝されると思います。しかし入社してから必要な知識は勉強できますので、特に資格が無くても問題ありません。

西田
境工場は生物学の知識を持っている人が多いので、工学系の知識がある方が入社してくださると、活躍の幅が広がります。とはいえ、実際は食品工場勤務の経験があって入社される方はほとんどいないので、入社前に必ず必要な経験や知識などは無いです。


 Q11.就活生へのメッセージ


西田
様々なやりがいがある仕事
私達の仕事は、製造の喜びや効率化だけでなく、やりがいを感じられる切り口をいくらでも見つけることができる仕事です。食品製造に少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ会社見学に来ていただきたいです。 また、私達はつい製造者の立場で現場を見てしまいますが、新入社員が入社すると私達が普段疑問に思わないことに関しても消費者の目線で気付いてくださることが多くあります。そのような気付きから、さらなる改善に繋がることもあります。是非多くの仲間に入社していただいて、ともに成長させていただきたいと思います。

梶野
社員の意見を取り入れてくれる環境
当社は社員がやりたいと思ったことに関しては基本的に認めてくれるので、個々の社員が進んで色んなことに挑戦することができる環境です。また、新工場の立ち上げを2年後に控えていますので、製造現場の意見を求められることはこれから増えていきます。入社後は勉強すること、考えることがいくらでもありますので、実際に現場に立ち、仕事を通じて成長をしていきたい方には大変やりがいのある職場だと思います。


 Q1.入社後のキャリア形成の流れ


全ての製造工程を知ることを目標に
入社した初日は社内講習を受けていただきます。関連各部署の先輩社員が、仕事の流れや庶務、衛生管理等、入社にあたり必要な知識を教えます。その後外部の研 修を受けて、社会人として必要なマナーや知識を勉強していただきます。研修が終わると3ヶ月間の試用期間に入ります。各現場を回り、実務を経験し仕事の流れを学んでいただきます。また千葉県にある野田工場で研修を実施します。そして境工場の製造課に配属されます。 様々な業務を習得していただくために、まずは配属された部署で実務をしっかり学んでいただきます。 何か一つ自信のある分野があれば、新しい業務を覚える際にも培った経験と自信が役立つからです。会社としては少数精鋭を目指していますので入社3年間は何か一つの製造工程について完璧に習得する、そして5年後には全ての製造工程について全体的に仕事ができるように成長していただくことを目標にしていただきたいです。

 Q2.教育制度について


資格取得支援と読書感想文を通じた
コミュニケーション
業務に必要な資格があればその都度取得していただきます。また自分で勉強したいと思った資格についても申請すれば会社から取得にかかる費用が出ます。私達の仕事は、専門的な知識も必要になりますので、危険物取扱者や惣菜管理士、巻締主任技術者など入社後に一人で複数の資格を取得した社員が非常に多くいます。 資格取得を通じて実務の幅が広がり、業務への理解が深まりますので、一人ひとりのステップアップに繋げていただきたいです。また新入社員は全員、その他の社員は任意で毎月1冊本を読んで読書感想文を提出していただきます。読書感想文は全社で閲覧可能で、社長や他の社員がコメントを入れて下さります。本を読むことを習慣づけていただくことと、自分の想いを伝える力を養っていただくことが狙いです。
この取り組みは15年ほど前から続いており、この感想文が社内のコミュニケーションのきっかけになることも多々あります。何より、社長が一人ひとりの読書感想文を読んで感想をいただく貴重な機会なのでぜひ積極的に挑戦してほしいです。
本

 Q3.仕事をする上で大切にしていることを教えて下さい


挨拶と報告・連絡・相談は最大のコミュニケーション
会社は組織ですので発展していくためにはチームプレーが重要です。挨拶と報告・連絡・相談が最大のコミュニケーションですから、この二つについて部下にもよく言い聞かせ、自分自身も気をつけるようにしています。

 Q4.仕事の魅力を教えてください


ものづくりの魅力と製品への自信
事の魅力はものづくりの素晴らしさです。特に 当社の場合は製品だけではなく、その周りの工具や台なども含めてどのようなものを使用するか考えて工場全体を社員で作り出していくので、ものづくりの楽しさを実感しやすい環境だと思います。 私達が扱う製品は、企業様に販売をしているものが多いので一般消費者の目に入りにくいのですが、私達が店頭でよく目にする商品の原料にもなっています。例えば「乳化油脂」や「香味油」。これらを使えば製造の際に麺がほぐれやすくなる、餃子の皮が乾きにくくなるなど製品加工が容易になります。また「チューニャン」や「南乳」。この製品は安定供給が難しいため国内で生産できる企業はほとんどありませんが、弊社では25年以上前から研究を重ね、15年ほど前から販売を開始し、今では国内の多くの 企業へ販売をしております。品質が良く、某大手食品メーカーの製品や某有名ラーメン店でも原料に使っていただいています。付加価値の高い製品を作っているという自負が当社にはあります。ごく身近な製品の一部として世の中に多数出回っているというのがその証です。

 Q5.会社としての今後の展望


新工場設立に伴う基盤づくり
会社設立50周年を記念して、新工場が2019年3月に設立します。今後は新工場設立に向けて新たな調味料作りを目指していき、安定供給できるよう研究を重ねてまいります。新工場が完成しましたら、近隣地域の方とのコミュニケーションも重要となります。会社として良い評判が広がるよう近隣の方との繋がりを大切にし、ますます多くの方が働きたいと思ってもらえる会社へ成長していきたいです。

 Q6.福利厚生について


社員旅行、生命保険等、充実のバックアップ体制
2年に一度社員旅行があります。今年は5月に富山へ一泊二日の旅行へ行きます。費用の半分は会社が負担してくれますので、個人では敷居が高いと感じるようなホテルやレストランへいくことが多いです。また社員旅行が無い年は遠足へ行きます。過去にはチームに分かれて都内の七福神巡りを行い、ゴールの順番を競い合ったこともありました。これらの企画は全社で行いますので、普段交流できない方との良い情報交換の機会となります。また会社が費用を負担して社員一人ひとりを生命保険へ加入してくださるので、会社以外の場で怪我をした際や病気になった際にも治療費が支払われます。会社として社員が安心して生活できる環境を作ってあげたいという思いがありますので、怪我や病気をした際に治療に専念できる環境を整えています。 また境工場には社員会があり、毎月給与から500円経費が天引きされて、社内のレクリエーションや慶弔費として使用されています。社員会から費用が出るので、新入社員歓迎会や忘年会、新年会等は格安の会費で参加することができます。その他に、月に一回他社研究もかねてカレーの日を作り、様々なメーカーのカレールウを使ったカレーを食べる取り組みがあります。以前は味噌汁当番があり、昼食の味噌汁を社員が作っていたこともありました。このような取り組みを通じて社員同士の交流の場は自然に増えますので、現在の風通しの良い環境へ繋がっているのだと思います。

 Q7.就活生へのメッセージ


社学生と社会人の立場の違いに気付くことが第一歩
学生はお金を払って学ぶ立場でしたが、社会人はお金をもらう立場ですので、社会人になると学生時代とは立場が180度変わります。 学生時代は、学校を休んでも自分が支払ったお金が無駄になるだけですが、社会人になると働かなければ給与をもらうことが出来ません。その変化に気がつくことが社会人として成長するための第一歩です。 とはいえ、学生時代に学んだことは社会人になっても活かされていきます。遊びやアルバイトで得たコミュニケーションスキルや、勉強の仕方、学んだ知識などそれぞれがかけがえのない経験をされていると思うので、互いに共有しながらお互いを高めあっていってください。